Windows 11でOutlook2016の宛先入力時に予測が出ないときの対処法|オートコンプリート機能

Outlookのオートコンプリート機能は、ユーザーが電子メールアドレスを素早く正確に入力するのに役立ちますが、時には正しく動作しないことがあります。

ということで今回は、「宛先」「Cc」「Bcc」フィールドにアドレスを入力する際に予測がでないときの要因と対処法について紹介しますね。

SEパパ

筆者も特定のアドレスだけ、宛先に先頭の文字を入力したときに、予測が出ない問題が発生したことがあります。

目次

Outlook 2016のオートコンプリート機能とは?

オートコンプリート機能とは、ユーザーの入力履歴に基づいてメールアドレスを提案する、Outlook 2016の機能です。

ユーザーがメールアドレスを素早く入力できるようになり、入力時間の短縮やミスの減少につながります。オートコンプリート機能を有効にすると、Outlook 2016では、ユーザーが「宛先」「Cc」「Bcc」フィールドに入力を開始すると同時に、メールアドレスが提案されます。

オートコンプリート機能が動作しない要因

Windows 11では、オートコンプリート機能が正しく動作しない場合があり、その原因はさまざまです。よくある理由としては、以下のようなものがあります。

アドレス帳の表示名に想定外の文字列が入力されている

特定のアドレスだけ予測が出ないという方は、Outlookアドレス帳で該当アドレスの詳細情報表示画面を開き、表示名に何が入力されているかを確認してください。

この表示名に入力された文字列が、「宛先」「Cc」「Bcc」フィールドに入力されたときにオートコンプリート機能が働き、メールアドレスが表示される仕組みです。

Outlookプロファイルが破損している

Outlookのプロファイルが破損している場合、オートコンプリート機能が正しく動作しないことがあります。これは、ソフトウェアの不具合、ウイルスやマルウェアの感染、誤った構成設定など、いくつかの理由によって起こる可能性があります。

オートコンプリート機能の無効化

Outlook 2016で、ユーザーが誤ってオートコンプリート機能を無効にしてしまうことがあります。この場合、オートコンプリート機能は動作せず、ユーザーはメールアドレスを手動で入力する必要があります。

Windows 11の破損

Windows 11が古い、または破損していると、Outlook 2016を含むソフトウェアアプリケーションにさまざまな問題が発生することがあります。オートコンプリート機能が正しく動作しない場合、Windows 11のオペレーティングシステムが古い、または破損していることが原因である可能性があります。

Outlook 2016のオートコンプリート機能を修正する方法

Outlook 2016のオートコンプリート機能を修正するには、いくつかの解決策があります。一般的な解決策としては、以下のようなものがあります:

Outlookプロファイルを修復する

Outlookプロファイルを修復することで、オートコンプリート機能に関する問題を解決することができます。Outlookプロファイルを修復するには、次の手順に従います:

  1. Outlook 2016を閉じる
  2. コントロールパネルを開き、”メール “に移動する
  3. 「プロファイルを表示」をクリックする
  4. 修復したいプロファイルを選択する
  5. 「プロパティ」をクリックする
  6. 「データファイル」をクリックする
  7. 「追加」をクリックする
  8. Outlookのデータファイルの保存場所を参照する
  9. データファイルを選択し、「OK」をクリックする
  10. 「既定値として設定」をクリックする
  11. 「OK」をクリックする
  12. 「閉じる」をクリックする
  13. Outlook 2016を開き、オートコンプリート機能が正常に動作しているかどうかを確認する

オートコンプリート機能を有効にする

オートコンプリート機能が無効になっている場合、再度使用するためには、オートコンプリート機能を有効にする必要があります。オートコンプリート機能を有効にするには、以下の手順に従います:

  1. Outlook 2016を開く
  2. 「ファイル」をクリックする
  3. 「オプション」をクリックする
  4. 「メール」をクリックする
  5. 「メッセージの送信」セクションまでスクロールダウンする
  6. 「宛先、Cc、Bccの各行を入力する際に、オートコンプリートを使用してメールアドレスを提案する」の横にあるボックスをチェックする
  7. 「OK」をクリックする
  8. Outlook 2016を閉じて開き直し、オートコンプリート機能が正常に動作しているか確認する

Windows 11のアップデート

Windows 11が古くなったり壊れたりしている場合、アップデートすることで、オートコンプリート機能の問題など、さまざまな問題を解決することができます。Windows 11をアップデートするには、以下の手順で行います:

  1. 「スタート」メニューをクリックする
  2. 「設定」アイコンをクリックする
  3. 「アップデートとセキュリティ」をクリックする
  4. 「WindowsUpdate」をクリックする
  5. 「アップデートを確認する」をクリックする
  6. 利用可能なアップデートがある場合は、”アップデートのダウンロードとインストール “をクリックする
  7. アップデートのインストールが完了したら、コンピュータを再起動する
  8. Outlook 2016を開き、オートコンプリート機能が正常に動作しているかどうかを確認する

まとめ

結論として、Outlook 2016のオートコンプリート機能は、時間を節約し、エラーを減らすための便利なツールになり得ますが、正しく動作しないことがあります。

そんなときはこの記事を参考に、Windows 11のオートコンプリート機能に関する問題を解決しましょう。

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この記事を書いた人

ブログ歴5年。外資系IT企業SE職で2児の父。職業柄かリサーチ&問題解決が好き。Windows 11を日々触っている中で得たノウハウやトラブルシューティングに役立つ情報を発信していきます。

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