Windows 11 22H2では、ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせるための設定がいくつか追加されました。その設定を有効にすることで、バッテリーの持ちを大幅に改善することができます。
ここでは、その設定を5つ紹介します。
1. バッテリー節約モードを有効にする
バッテリー節約モードを有効にすると、バックグラウンドアプリの処理を制限したり、画面の明るさを下げたりすることで、バッテリーの消費を抑えることができます。
バッテリー節約モードを有効にするには、次の手順を実行します。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
- 「電源&バッテリー」をクリックします。
- 「バッテリーの使用状況」をクリックします。
- 「バッテリー節約モード」をオンにします。
2. スリープ中のネットワーク接続をオフにする
スリープ中のネットワーク接続をオフにすると、スリープ中にネットワーク経由でデータが送受信されなくなり、バッテリーの消費を抑えることができます。
スリープ中のネットワーク接続をオフにするには、次の手順を実行します。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
- 「電源&バッテリー」をクリックします。
- 「バッテリーの使用状況」をクリックします。
- 任意のアプリの「︙」をクリックします。
- 「バックグラウンドアクティビティを管理する」をクリックします。
- 「スリープ中にネットワーク接続を許可する」をオフにします。
3. ディスプレイの明るさを下げる
ディスプレイの明るさを下げることで、バッテリーの消費を抑えることができます。
ディスプレイの明るさを下げるには、次の手順を実行します。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
- 「ディスプレイ」をクリックします。
- 「明るさ」を下げます。
4. バックグラウンドアプリの処理を制限する
バックグラウンドアプリの処理を制限することで、バッテリーの消費を抑えることができます。
バックグラウンドアプリの処理を制限するには、次の手順を実行します。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
- 「電源&バッテリー」をクリックします。
- 「バッテリーの使用状況」をクリックします。
- 任意のアプリの「︙」をクリックします.
- 「バックグラウンドアクティビティを管理する」をクリックします。
- 「このアプリをバックグラウンドで実行できるようにする」をオフにします。
5. 画面とスリープの設定時間を短くする
画面(ディスプレイ)の電源を切る時間とスリープに入るまでの時間を短くすることで、バッテリーの消費を抑えることができます。
次の手順を実行します。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
- 「電源&バッテリー」をクリックします。
- 「画面とスリープ」をクリックします。
- 「バッテリー駆動時に~から始まる2項目の設定時間」を短くします。
まとめ
Windows 11 22H2では、ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせるための設定がいくつか追加されました。その設定を有効にすることで、バッテリーの持ちを大幅に改善することができます。
ここで紹介した設定は、どれもパソコン初心者でも簡単に行うことができます。ぜひ、試してみてください。